投稿日: Nov 15, 2019
HAQM Simple Notification Service (SNS) のサブスクリプションにデッドレターキュー (DLQ) を設定して、未送信のメッセージをキャプチャできることになりました。HAQM SNS DLQ を使用すると、サブスクリプションがエンドポイントに届かない場合にメッセージを保存しておけるため、アプリケーションの復元性と耐久性が向上します。
HAQM SNS DLQ は、標準の HAQM SQS キューです。未送信メッセージが DLQ に移動した際に通知を受信するには、HAQM CloudWatch アラームを設定します。また、HAQM CloudWatch Logs を分析して、メッセージ送信エラーのトラブルシューティングをより効率的にすることもできます。
HAQM SNS DLQ は、すべての商用 AWS リージョンでご利用になれます。料金は、HAQM SNS のデータ転送および HAQM SQS の DLQ 使用リクエストに対して発生します。料金の詳細については、HAQM SNS の料金および HAQM SQS の料金ページを参照してください。
HAQM SNS は、フルマネージド型の pub/sub メッセージングサービスです。HAQM SNS トピックを使用してメッセージ発行者と受信者をデカップリングし、HAQM SQS キュー、AWS Lambda 関数、HTTP エンドポイント、E メールアドレス、モバイルデバイス (SMS テキストメッセージとモバイルプッシュ通知) など複数のエンドポイントに対してメッセージを同時配信できます。
HAQM SNS のデッドレターキューの詳細については、以下を参照してください。
- ブログ記事: Designing Durable Serverless Apps with DLQs for HAQM SNS, HAQM SQS, AWS Lambda
- HAQM SNS 開発者ガイド: HAQM SNS Dead-Letter Queues および Message Delivery Retries
- チュートリアル: Configuring an HAQM SNS Dead-Letter Queue for a Subscription
- HAQM SNS API リファレンス: SetSubscriptionAttributes、GetSubscriptionAttributes、Subscribe の API アクション