投稿日: Jun 5, 2020
HAQM Augmented AI (HAQM A2I) は、ML 予測 (HAQM Rekognition、HAQM Textract、HAQM Translate、HAQM Comprehendからの予測など) の人間によるレビューに必要なワークフローを簡単に構築できる AWS のサービスです。HAQM A2I は、自らの労働力、500,000 人を超える独立請負業者から成る HAQM Mechanical Turk の労働力、またはベンダーが管理し、品質とセキュリティの手順について AWS によって事前にスクリーニングされた労働力を通じて、組織内の人間のレビュー担当者または「作業者」と連携するオプションを提供します。本日より、自社の労働力のために、HAQM A2I は、データをレビューする各作業者に追加のメタデータを提供します。これにより、作業者を一意に識別して、労働力の品質管理を実装できます。
自社の労働力を使用するオプションを選択すると、HAQM S3 バケットにアップロードされた人間によるレビューの回答ごとに、「サブ」(件名の略) と呼ばれる作業者の一意の ID が含まれるようになります。この「サブ」ID は、自社の労働力における特定の作業者を指します (HAQM A2I のために HAQM Cognito を介して管理されます)。作業者を一意に識別するこの新しい機能を使用すると、自社の労働力の品質管理を改善できます。これにより、人間の回答を分析し、異常値を特定し、トレーニングを実施して、人間の作業者によるレビューを改善できるようになります。
この機能は、HAQM A2I サービスが提供されている米国東部 1 (バージニア北部)、米国東部 2 (オハイオ)、米国西部 2 (オレゴン)、カナダ中部 (モントリオール)、欧州中部 (フランクフルト)、欧州西部 1 (アイルランド)、欧州西部 2 (ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、およびアジアパシフィック (ムンバイ) のすべての AWS リージョンで利用できます。
HAQM A2I の使用を開始するには、人間のレビューのための HAQM Augmented AI の使用のドキュメントを参照してください。HAQM A2I Private Workforces の詳細については、Private Workforce の使用をご覧ください。人間によるレビューの回答を見つける場所の詳細については、人間のループの監視と管理を参照してください。HAQM Cognito が提供する ListUsers API を使用すると、フィルターを使用して「サブ」に基づいて作業者を検索できます。動画によるプレゼンテーション、Jupyter ノートブックのサンプル、またはドキュメント処理、コンテンツのモデレーション、感情分析、テキスト翻訳、オブジェクト検出などのユースケースについては、HAQM A2I リソースページをご覧ください。