投稿日: Sep 10, 2020
HAQM WorkSpaces では、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を HAQM WorkSpaces 登録コードとして使用できるようになりました。エンドユーザーが WorkSpaces にログインすると、FQDN のドメインネームシステム (DNS) ポリシーに基づいて、HAQM WorkSpaces リージョンにエンドユーザーをリダイレクトできます。HAQM WorkSpaces のクロスリージョンリダイレクトは、パブリックドメイン名とプライベート DNS ゾーンのドメイン名の両方で機能します。この新機能は、リージョンの回復性と高可用性を実現するために複数のリージョンに WorkSpaces をデプロイするお客様向けに設計されています。
この機能を使用すると、ユーザーが登録コードを切り替えなくても、混乱が生じるようなイベントのためにプライマリ HAQM WorkSpaces リージョンに到達できない場合に、ユーザーを災害復旧リージョンにリダイレクトできます。この機能は、DNS のヘルスチェックとフェイルオーバー機能を活用します。HAQM Route 53 を使用するお客様は、WorkSpaces のクロスリージョンリダイレクト戦略を考案するに際して、HAQM CloudWatch アラームを監視するヘルスチェックの恩恵を受けることができます。
開始するには、HAQM WorkSpaces マネジメントコンソールに移動し、[Account Settings] (アカウント設定) を選択して、クロスリージョン構成をセットアップできます。この機能は、AWS GovCloud と中国のリージョンを除き、HAQM WorkSpaces が利用可能なすべての AWS リージョンで追加料金なしで利用できます。詳細については、HAQM WorkSpaces のドキュメントを参照してください。