投稿日: Nov 20, 2020

HAQM Kinesis Data Analytics for Apache Flink の Apache Flink バージョン 1.11 を使用して、ストリーミングアプリケーションを構築し、実行できるようになりました。Apache Flink v1.11 は、テーブルおよび SQL API の改善を提供します。これは、ストリームおよびバッチ処理用の統合されたリレーショナル API であり、Apache Flink での作業用に特別に設計された SQL 言語のスーパーセットとして機能します。Apache Flink v1.11 の機能には、アプリケーションの安定性を高めるための改善されたメモリモデルと RocksDB の最適化、および Apache Flink Dashboard でのタスクマネージャースタックトレースのサポートも含まれています。

今回のリリースにより、Kinesis Data Analytics は JDK 11 と Scala 2.12 をサポートするようになりました。また、Python のサポートも間もなく開始されます。

HAQM Kinesis Data Analytics は、Apache Flink でストリーミングデータをリアルタイムで変換および分析できる最も簡単な方法です。Apache Flink はオープンソースのフレームワークであり、データストリームを処理するためのエンジンです。HAQM Kinesis Data Analytics は、Apache Flink アプリケーションの構築と管理の複雑さを軽減します。HAQM Kinesis Data Analytics for Apache Flink は、組み込みコネクターを使用して、HAQM Managed Streaming for Apache Kafka (HAQM MSK)、HAQM Kinesis Data Streams、HAQM Elasticsearch Service、HAQM DynamoDB ストリーム、HAQM S3、カスタム統合などと統合します。  

HAQM Kinesis Data Analytics for Apache Flink の詳細については、ドキュメントをご覧ください。Flink 1.11 が提供する内容の詳細については、公式ウェブサイトにアクセスしてください。

HAQM Kinesis Data Analytics をご利用いただけるリージョンについては、AWS リージョン表を参照してください。