投稿日: Apr 27, 2021
AWS Storage Gateway は、新しいゲートウェイタイプである HAQM FSx File Gateway を追加し、クラウド内のフルマネージドファイル共有への低レイテンシーのオンプレミスアクセスを提供します。フルマネージドのクラウドファイルストレージを利用したいが、ユーザーとアプリケーションのためにレイテンシーを低く抑えたいお客様は、HAQM FSx for Windows ファイルサーバーを既存のオンプレミス環境に簡単に拡張できるようになりました。
多くのオンプレミスデスクトップアプリケーションとワークロードはレイテンシーの影響を受けやすく、リモートの場所からファイルに直接アクセスするとパフォーマンスが低下する可能性があります。HAQM FSx File Gateway は、頻繁にアクセスされるデータのローカルキャッシュを維持することにより、オンプレミスアクセスを最適化します。この機能により、ユーザー共有、ドキュメント、コンテンツ管理などのファイルベースのワークロードのパフォーマンスが高速化し、データ転送コストが削減されます。
使用を開始するには、HAQM FSx File Gateway を仮想マシンとして起動します。これは、AWS Storage Gateway マネジメントコンソールで数回クリックするだけで行うことができます。または、AWS Storage Gateway ハードウェアアプライアンスを注文してオンプレミス環境にデプロイすることもできます。HAQM FSx File Gateway は、AWS GovCloud (米国) リージョン、Sinnet が運営する HAQM 中国 (北京) リージョン、NWCD が運営する HAQM 中国 (寧夏) リージョンを含め、HAQM FSx が利用できるすべての商用 AWS リージョンで利用できます。