投稿日: Nov 10, 2021

HAQM Elastic Container Service (HAQM ECS) は、お客様のコンピューティングインフラストラクチャのヘルスに対する可視性を強化しました。HAQM ECSをHAQM Elastic Compute Cloud (HAQM EC2)上、またはHAQM ECS Anywhere を使ってオンプレミスでコンテナ型ワークロードを実行しているお客様は、HAQM ECS APIから直接コンテナインスタンスのコンテナランタイム(すなわちDocker)のヘルスステータスをクエリできるようになりました。これにより、お客様はアプリケーションの回復力を向上させることができます。

まれではありますが、ホストインフラストラクチャやDockerランタイムに問題が発生し、新しいコンテナが起動できなくなったり、すでに稼働しているコンテナに影響が出たりすることがあります。本日のリリースでは、HAQM ECSがお客様に代わってコンテナランタイムの応答性を自動的にモニタリングします。お客様は、ECS Describeインスタンス API を include Health Status オプションで使用して、HAQM ECS タスクのヘルス情報を見ることができます。

お客様は、HAQM ECSコンテナエージェントのバージョン1.57.0以降を実行しているすべてのHAQM ECSコンテナインスタンスのインスタンスヘルスステータスを確認できます。このバージョンは、HAQM ECSに最適化された AMIのバージョン20211103で自動的に利用可能です。HAQM ECS は、すべての公開AWS リージョンで利用できます。詳細については、こちらのドキュメントをご参照ください。