投稿日: May 3, 2022
HAQM Relational Database Service (HAQM RDS) Performance Insights では、保持期間内のカスタム時間枠を選択することによって、分析したい正確な期間のデータベースパフォーマンスメトリクスをさらに簡単に表示できるようになりました。これまでは、過去 1 時間、過去 24 時間などの相対的な時間間隔を選択することで、Performance Insights にメトリクスを表示することしかできませんでした。HAQM RDS Performance Insights は HAQM RDS と HAQM Aurora のデータベースパフォーマンスのチューニングとモニタリングを行う機能で、データベースの負荷をすばやく評価し、いつ、どこでアクションを実行するのかを判断するために役立ちます。これは、専門家以外のユーザーが、データベースの負荷を視覚化する理解しやすいダッシュボードを使用して、データベースパフォーマンスの測定できるようにします。ワンクリックするだけで、フルマネージドパフォーマンスのモニタリングソリューションを HAQM Aurora クラスターや HAQM RDS インスタンスに追加できます。HAQM RDS Performance Insights は、必要なパフォーマンスメトリクスのすべてを自動的に収集し、それらを HAQM RDS コンソールの動的なダッシュボードで可視化します。ユーザーは、単一のグラフからデータベース最大のパフォーマンスボトルネックを特定することができます。
使用を開始するには、HAQM RDS マネジメントコンソールにログインして、サポートされている HAQM RDS エンジンのインスタンスを作成または変更するときに、HAQM RDS Performance Insights を有効にします。その後、HAQM RDS Performance Insights ダッシュボードに移動して、パフォーマンスのモニタリングを開始します。
HAQM RDS Performance Insights は、サポートされる HAQM Aurora クラスターと HAQM RDS インスタンスに含まれており、追加のコストなしで 7 日分のパフォーマンス履歴をローリングウィンドウで保存します。これより長い保持期間が必要な場合は、最長 2 年間のパフォーマンス履歴を有料で保持することができます。RDS Performance Insights が提供されているリージョンの完全なリストについては、AWS リージョンを参照してください。RDS Performance Insights、およびサポートされるデータベースエンジンの詳細については、HAQM RDS ユーザーガイドをお読みください。