投稿日: Jul 12, 2022
HAQM Redshift Serverless の一般提供が開始されました。本サービスでは、分析の実行やスケーリングを、データウェアハウスクラスターのプロビジョニングや管理なしに行うことが可能です。HAQM Redshift Serverless により、データアナリスト、デベロッパー、データサイエンティストを含むすべてのユーザーが、HAQM Redshift を使用してほんの数秒でデータのインサイトを得られるようになりました。HAQM Redshift Serverless は、データウェアハウスの容量を自動的にプロビジョンし、インテリジェントにスケールして、すべての分析で高いパフォーマンスを発揮します。お支払いいただくのは、1 秒単位で計算される、ワークロードの期間中に使用したコンピューティングの料金のみです。既存の分析/ビジネスインテリジェンス用アプリケーションを変更することなく、シンプルにご利用いただけます。
AWS マネジメントコンソールを数回クリックすれば、クエリエディタ V2 またはお好きなツールを HAQM Redshift Serverless と組み合わせて、データのクエリを開始できます。ノードタイプ、ノード数、ワークロード管理、スケーリングといった設定を手動で選択する必要はありません。事前にロードされたサンプルデータセットをサンプルクエリと併せて使用することで、すぐに分析を開始できます。データベース/スキーマ/テーブルの作成、HAQM Simple Storage Service (HAQM S3) からの独自データのロード、HAQM Redshift データ共有を介したデータへのアクセス、HAQM Redshift でプロビジョンされた既存のクラスタースナップショットの復元が可能です。HAQM Redshift Serverless を使用すれば、HAQM S3 データレイク内のオープンフォーマット (Apache Parquet など) のデータに加え、HAQM Aurora や HAQM Relational Database Service (HAQM RDS) といったオペレーショナルデータベース内のデータを、直接クエリできます。HAQM Redshift Serverless は、こうしたデータソースのクエリに対する請求を一本化し、コストのモニタリングや管理を効率化します。
HAQM Redshift Serverless は、対象の AWS リージョンで一般提供されています。対象リージョンは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ストックホルム) です。
使用を開始する方法については、HAQM Redshift Serverless の機能紹介のページ、ブログ、ユーザードキュメントをご参照ください。