投稿日: Sep 8, 2022
HAQM Virtual Private Cloud (VPC) フローログを直接、HAQM Kinesis Firehose に配信できるようになりました。これにより、HAQM Kinesis Firehose でサポートされている送信先にフローログをリアルタイムでストリーミングすることや、ダウンストリームのロギングソリューションにカスタム HTTP エンドポイントを介して配信することが可能になります。
VPC フローログを使用すると、VPC ネットワークトラフィックに関する情報をキャプチャしてログに記録できます。これまでは、VPC フローログを HAQM CloudWatch Logs および HAQM Simple Storage Service (S3) に配信できました。今回のリリースによって、HAQM Kinesis Firehose でサポートされている送信先にフローログをリアルタイムでストリーミングできるようになりました。さらに、HAQM Kinesis で AWS Lambda 関数を使用して VPC フローログを強化または変換し、VPC フローログをダウンストリームのロギングソリューションに配信することもできます。
HAQM Kinesis Data Firehose への VPC フローログ配信は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS Software Development Kit (AWS SDK) を使って実行できます。新しいフローログのサブスクリプションを作成し、送信先として HAQM Kinesis Firehose を選択するだけで使用を開始できます。HAQM Kinesis Firehose への HAQM VPC フローログ配信の詳細については、HAQM Kinesis Firehose のドキュメントと VPC フローログのドキュメントを参照してください。HAQM Kinesis Firehose への VPC フローログの取り込みをサポートしている AWS パートナーネットワークのソリューションについては、ブログをご覧ください。VPC フローログを HAQM Kinesis Firehose に配信する際の料金については、CloudWatch 料金を参照してください。
HAQM Kinesis Firehose への VPC フローログ配信は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カルフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ジャカルタ)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ)、中東 (バーレーン)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部) の各 AWS リージョンで一般提供されています。