投稿日: Nov 22, 2022

HAQM Kinesis Data Analytics for Apache Flink で Apache Flink バージョン 1.15 のサポートを開始しました。この新しいバージョンには、Flink の「厳密に 1 回」の処理セマンティックス、Kinesis Data Streams と Kinesis Data Firehose のコネクタ、Python ユーザー定義関数、Flink SQL などを対象とした機能改善が含まれています。また、AWS が提供する機能である新しい Async-Sink フレームワークも含まれています。このフレームワークでは、処理されたデータを送信するためのカスタムシンクを簡単に作成できます。機能、機能改善、バグ修正の詳細な一覧については、1.15 向けの Apache Flink のリリースノートをご覧ください。  

HAQM Kinesis Data Analytics を使用すると、Apache Flink を使用してストリーミングデータをリアルタイムで簡単に変換および分析できます。Apache Flink はオープンソースのフレームワークであり、データストリームを処理するためのエンジンです。HAQM Kinesis Data Analytics は、Apache Flink アプリケーションの構築と管理の複雑さを軽減します。HAQM Kinesis Data Analytics for Apache Flink は、組み込みコネクタを使用して、HAQM Managed Streaming for Apache Kafka (HAQM MSK)、HAQM Kinesis Data Streams、HAQM Opensearch Service、HAQM DynamoDB Streams、HAQM S3、カスタム統合などと統合します。

Kinesis Data Analytics for Apache Flink の詳細については AWS のドキュメントを、Apache Flink 1.15 の提供内容については公式サイトをご覧ください。Kinesis Data Analytics を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表をご参照ください。

2023 年 8 月 30 日: HAQM Kinesis Data Analytics は HAQM Managed Service for Apache Flink に名称が変更されました。