投稿日: Nov 15, 2022
AWS は、HAQM ECS および HAQM EKS で Windows Server 用の AWS Fluent Bit コンテナイメージが利用可能になったことを発表します。これにより、コンテナログを簡単に処理し、HAQM CloudWatch、HAQM S3、HAQM Kineses Data Firehose、Datadog、Splunk など、AWS およびサードパーティーのさまざまな送信先に転送することができます。この機能により、Windows コンテナからログを抽出するためにカスタムロギングソリューションやエージェントを実装したり管理したりしなくても、ログを一元的に表示、クエリ、管理することができます。今回のリリースにより、Linux と Windows の両方のワークロードについて、ECS と EKS 間でログを処理し、ルーティングするための共通のメカニズムを利用できるようになります。サポートされている Windows のバージョンと Fluent Bit のイメージタグの詳細については、こちらの公開 GitHub リポジトリにアクセスしてください。
Fluent Bit は、さまざまなオペレーティングシステムファミリーで使用できる高性能のロギングとメトリクスのプロセッサおよびフォワーダーです。AWS Fluent Bit イメージを HAQM ECS のスタンドアロンデーモンタスクとして、または HAQM EKS の Kubernetes DaemonSet として実行し、Windows コンテナからログを収集して中央の場所にルーティングできます。コンテナのブログのステップに従って、HAQM ECS および HAQM EKS で動作する Windows ノードで生成された Microsoft IIS ログをストリームすることができます。 ECS での Fluent Bit イメージの実行についての詳細は、こちらの ECS チュートリアルをご覧ください。
現在、セルフマネージド型のオプションの使用に加えて、HAQM ECS (EC2 および AWS Fargate を使用)、HAQM EKS、HAQM ECS Anywhere といった AWS で管理される複数のコンテナオーケストレーションサービスで Windows コンテナを実行できます。AWS で Windows コンテナを実行するための詳細については、HAQM ECS と HAQM EKS の公開ドキュメントを参照してください。また、利用できるリージョンについては、パブリック AWS リージョンを参照してください。