投稿日: Oct 31, 2023

HAQM S3 Object Lambda は HAQM Athena と統合され、クエリ中の S3 データを自動的に変更できるようになりました。S3 Object Lambda を使用すると、S3 GET、HEAD、LIST の API リクエストに独自のコードを追加して、データがアプリケーションに返されるときにそのデータを変更できます。例えば、HAQM Athena でクエリを実行する場合に、Lambda 関数を使用して機密データが含まれる列を自動的にマスクできます。HAQM Athena で S3 Object Lambda を使用すると、ソースデータの派生コピーを複数 HAQM S3 に保持しなくても、さまざまなアプリケーションに合わせてデータをより簡単にカスタマイズできます。

始めに、S3 バケット用の S3 Object Lambda アクセスポイントを作成します。次に、HAQM Athena テーブルを作成する際、S3 バケットを指定する代わりにエイリアスをソースロケーションとして使用します。これにより、HAQM Athena でクエリを実行すると、自動的に Lambda 関数が呼び出されます。

S3 Object Lambda アクセスポイントのエイリアスを HAQM Athena と共に利用する機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンを除くすべての AWS リージョンでご利用いただけます。S3 Object Lambda は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、アプリケーションプログラミングインターフェイス (API)、または AWS Software Development Kit (SDK) クライアントからご利用いただけます。料金情報については、HAQM S3 の料金ページをご覧ください。S3 Object Lambda の詳細については、製品詳細ページまたは S3 ユーザーガイドをご覧ください。