HAQM ECS でソフトウェアバージョンの一貫性が設定可能に
投稿日:
2024年11月19日
HAQM Elastic Container Service (HAQM ECS) で、HAQM ECS サービス内の特定のコンテナのソフトウェアバージョンの一貫性を設定できるようになりました。
デフォルトでは、HAQM ECS は、新しい HAQM ECS サービスを作成するとき、またはサービスに更新をデプロイするときに、コンテナイメージタグをイメージダイジェスト (イメージマニフェストの SHA256 ハッシュ) に解決します。これにより、サービス内のすべてのタスクが同一になり、このイメージダイジェストで起動されます。一方、お客様は、タスク内の特定のコンテナ (サードパーティが提供するテレメトリサイドカーなど) では、この一貫性が適用されないようにして、代わりに可変コンテナイメージタグ (LATEST など) を使用したい場合があるかもしれません。このたび、コンテナ定義に新しい versionConsistency 属性を設定することで、ECS サービス内の 1 つ以上のコンテナでソフトウェアバージョンの一貫性を無効化できるようになりました。ユーザーが改訂したタスク定義を使用して ECS サービスを再デプロイすると、ECS がバージョンの一貫性についての設定変更を適用します。
ソフトウェアバージョンの一貫性の無効化の設定は、すべての商用および AWS GovCloud (米国) リージョンにおいて AWS Fargate プラットフォームバージョン 1.4.0 以上、またはバージョン v1.70.0 以上の HAQM ECS エージェントで実行されている HAQM ECS サービスに対して設定可能です。詳細については、ドキュメントを参照してください。