HAQM Web Services ブログ

Category: Storage

ルームクリップ株式会社様の AWS 生成 AI 事例 「軽量基盤モデルを用いた画像内の家具の検出システム」 のご紹介

ルームクリップ株式会社は「日常の創造性を応援する」というミッションを掲げ、住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip」を運営しています。同プラットフォームでは、ユーザーが投稿した「住生活の実例写真」から欲しいアイテムや好きなブランドと繋がることができます。同社で投稿された部屋写真を自動で解析して類似商品のリンクを記載する機能を実装しました。これによりユーザーは投稿された写真に写る家具を取り扱う EC サイトに遷移したり、一部は Roomclip 内で直接購入できるため、シームレスな購買体験が得られます。この機能のコアとなる家具の検出システムに軽量な基盤モデルを採用し AWS Lambda 上で実行した事例を紹介いたします。

HAQM OpenSearch Service と HAQM S3 のゼロ ETL 統合によるデータ可観測性のモダナイズ

私たちは、バージョン 2.13 以降のドメインで HAQM OpenSearch Service の HAQM Simple Storage Service (HAQM S3) とのゼロ ETL 統合の 一般提供開始を発表できることを喜ばしく思います。
この統合により、お客様は HAQM S3 と HAQM S3 ベースのデータレイクに格納されているオペレーショナルログを、ツールを切り替えることなくダイレクトクエリできるようになりました。
OpenSearch Service と S3 データセットにまたがってクエリを実行することで、運用とセキュリティイベントの包括的な分析を行うことができます。
OpenSearch Service との新しい統合により、AWS のゼロ ETL ビジョンが実現され、データの複製や複数の分析ツールの管理による運用の複雑さが軽減されます。

【寄稿】HAQM FSx for NetApp ONTAP イミュータブルバックアップの利用でランサムウェア対策の強化

ランサムウェアは、データを標的にして暗号化し、身代金を支払うまで所有者がアクセスできないようにするサイバー攻撃の手法です。従来のバックアップ手段は効果的ですが、万全な対策ではありません。最近のランサムウェアはバックアップそのものを暗号化するように設計されており、ランサムウェアによるバックアップサイトにも被害が発生した場合、データを復旧することはさらに難しくなります。
ランサムウェア対策の観点でイミュータブルバックアップの存在意義は、いつでもファイルを復元できるということであり、復元しようとしたときにファイルが壊れていたり暗号化されていたりして、バックアップ・ソフトウェアが実際に正しく動作するかどうかを心配する必要がないということです。