HAQM Web Services ブログ
Tag: HAQM EKS
HAQM VPC CNI が拡張サブネットディスカバリーを導入
AWS の HAQM Elastic Kubernetes Service (HAQM EKS) を使用してアプリケーションをモダナイズする際、ユーザーはしばしばスケールに伴う IPv4 アドレス空間の枯渇という深刻な問題に直面します。ユーザーは、運用の複雑さを増やすこと無く、EKS 上の Pod に割り当てられた VPC の CIDR とサブネットをできる限り活用したいと考えています。IPv6 アドレス空間の利用が、スケーラブルなネットワークソリューションを構築するための長期的な解決策になると考えられています。しかし、他のネットワークコンポーネントやアプリケーションの IPv6 サポートの制約から、HAQM EKS ユーザーは IPv4 環境を強いられている可能性もあります。そこで、HAQM EKS ではネットワーク設定を合理化し、運用の複雑さを増やすことなく IPv4 ベースのクラスターをスケーリングできるように、拡張サブネットディスカバリーのサポートを導入しました。
HAQM EKS Windows ワークロードの監視のための HAQM CloudWatch Container Insights 発表
この記事では、HAQM EKS Windows クラスターに Container Insights を有効化するプロセスを紹介します。Container Insights を利用することで、数回のクリックで、HAQM EKS Windows クラスターのコントロールプレーンとデータプレーンの両方の詳細なメトリクスを収集できるようになります。HAQM EKS クラスターで高度な CloudWatch Container Insights を有効にし、HAQM EKS クラスター上で実行中の Windows ワークロードの組み込みのダッシュボードを使うことで、パフォーマンス問題の特定と解決にかかる時間を短縮できます。
【開催報告&資料公開】HAQM EC2 のコストを最適化するための「 AWS Compute Performance and Efficiency 」セミナー
2024 年 3 月 12 日に「 AWS Compute Performance and Efficiency 」を目黒で開催しました。本セミナーでは、HAQM Elastic Compute Cloud (HAQM EC2) をコスト効率よく活用する方法について、海外のスペシャリストも交えて解説しました。インスタンスの選び方や AWS Graviton の活用、Kubernetes 環境での最適化、そして最新事例もご紹介をしました。本記事では、発表内容の概要と発表資料を掲載しています。
HAQM EKS スケーラビリティテストへの Deep Dive
Kubernetes コミュニティは Kubernetes コンポーネントのサービスレベル指標 (SLI) とサービスレベル目標 (SLO) を定義しており、これらをスケーラビリティに関する議論の出発点として使用できます。この投稿では、これらの SLI と SLO について説明し、HAQM EKS チームがどのようにスケーラビリティテストを実施しているのか説明します。
Riot Games の AWS へのグローバル移行最終章 〜 最後のデータセンター閉鎖に向けた準備
Riot と AWS のコラボレーションの歴史を振り返り、クラウドの導入にあたって Riot が取った段階的なアプローチがいかにして社内で最もクラウドに対して懐疑的な人たちさえも味方につけられたかについて見ていきましょう。
HAQM EKS が Kubernetes 1.29 のサポートを開始
HAQM Elastic Kubernetes Service (HAQM EKS) チームは、HAQM EKS、HAQM EKS Distro および HAQM EKS Anywhere (リリース 0.19.0) における Kubernetes バージョン 1.29 のサポートを発表できることを嬉しく思います。この記事では、Kubernetes バージョン v1.29 の注目すべき変更点を説明し、利用可能となった最もエキサイティングな機能のいくつかを紹介します。
Kubernetes バージョンに対する HAQM EKS の延長サポートの料金
2023 年 10 月 4 日、HAQM Elastic Kubernetes Service (HAQM EKS) は、Kubernetes バージョンに対する延長サポートのパブリックプレビューを発表しました。これは Kubernetes のマイナーバージョンのサポート期間を 12 ヶ月延長します。そして本日、延長サポートの料金設定を発表します。
HAQM EKS のコンテナ起動時間を Bottlerocket のデータボリュームを活用することで短縮
コンテナは、モダンでスケーラブルなアプリケーションをデプロイするための頼りになるソリューションになっています。これらのコンテナの起動時間は、特に大きなコンテナイメージを必要とするワークロードを処理する場合に大きな課題となる可能性があります。たとえばデータ分析や機械学習のワークロードには、1 GiB を超えるサイズのイメージが含まれることがよくあります。generative AI などのこの種のワークロードを HAQM Elastic Kubernetes (HAQM EKS) で実行する場合、HAQM Elastic Container Registry (HAQM ECR) などのイメージレジストリからこれらの大きなイメージを取り出して抽出するのに数分かかることがあります。これはパフォーマンスに悪影響を及ぼし、ユーザーエクスペリエンスの低下につながります。
イメージをプリフェッチして Pod をより速く起動する方法を紹介した既存の投稿があります。HAQM EventBridge と AWS System Manager を使用してコンテナイメージをノードにキャッシュし、新しいイメージがイメージレジストリにプッシュされたときにキャッシュを更新します。既存のワーカーノードや継続的なイメージキャッシュに適しています。しかし、クラスターがスケールアップするにつれて新しいワーカーノードが追加されると、すべてのイメージを新しいワーカーノードに取り込むのに時間がかかります。
この投稿では、Bottlerocket で実行されるインスタンスを使用して、この課題に取り組むためのソリューションを紹介します。Bottlerocket は、AWS がコンテナの実行専用に設計した、オープンソースの Linux ベースのオペレーティングシステム (OS) であり、大きなイメージのコンテナ起動時間を短縮するのに役立ちます。
Karpenter が beta 版に昇格しました
Karpenter は AWS によって開発された Kubernetes のノードライフサイクルマネージャーで、クラスターのノードの設定を最小化することを目的として、2021 年にリリースされました。この 1 年で、GitHub の Star 数は 4900 を超え、200 人以上のコントリビューターによるコードがマージされるなど、素晴らしい成長を遂げています。このような成長の一貫として、alpha 版で行われた数々の破壊的な変更に対処したくないというユーザーに対して、より厳格な安定性を保証する Kubernetes API の成熟の需要が高まっています。
AWS re:Invent 2023 HAQM EKS and Kubernetes セッションガイド
AWS re: Invent 2023 が間近に迫っており、Kubernetes とクラウドネイティブ関連のトピックに焦点を当てた全セッションが公開されました。適切なセッションを見つけて選択しやすくするために、セッションを主要な重点分野別にグループ化し、re: Invent セッションカタログへのリンクとともにリストアップしました。リンクをクリックしてから詳細ページが表示されるまで少し時間がかかることに注意してください。