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Q: HAQM Mobile Analytics とは何ですか?
HAQM Mobile Analytics は、アプリケーションの使用状況データを大規模に収集して視覚化し、開発者が簡単に把握できるようにするサービスです。モバイルアプリケーションの分析ソリューションの中には、イベントが発生してから何時間も経たないと使用状況データが配信されないものが多くあります。HAQM Mobile Analytics はアプリケーションからのデータを受信してから 60 分以内に使用状況レポートを配信するよう設計されているため、データに基づいてより迅速に行動できます。
HAQM Mobile Analytics はアプリケーションの規模に合わせてスケーリングするよう設計されており、何百万人ものユーザーが毎日何十億回も実行するイベントを収集また処理できます。簡単に HAQM Mobile Analytics の使用を開始できます。アプリケーションにオプションの AWS Mobile SDK を追加し、既存のディストリビューション手段(iTunes Store、Google Play、HAQM Appstore など)を使用してアプリケーションを公開するだけで、AWS マネジメントコンソールでレポートをご利用いただけるようになります。HAQM Mobile Analytics では、アクティブユーザー数、セッション数、保持率についてのメトリックスの収集が自動的に開始され、インアプリ収益または選択したカスタムイベントのレポートを追加できます。
HAQM Mobile Analytics は、分析システムのセットアップと管理という付加価値の低い重労働ではなく、優れたアプリケーションを作成することにより多くの時間を投入するのに役立ちます。
HAQM Mobile Analytics は AWS Mobile SDK(iOS、Android、Fire OS、Unity をサポート)に含まれていて、HAQM Mobile Analytics REST API を直接使用することもできます。HAQM Mobile Analytics は AWS Mobile SDK(iOS、Android、Fire OS、Unity をサポート)に含まれています。また、HAQM Mobile Analytics REST API を直接使用することもできます。HAQM Mobile Analytics SDK for Javascript を使用して、JavaScript が有効なアプリケーションと統合することもできます。
HAQM Mobile Analytics では、1 か月につき 1 億回のイベント(イベントとは、セッションの開始やインアプリ購入といった、アプリケーションでのアクティビティのことです)まで無料でご利用いただけます。
HAQM Mobile Analytics では、データを受信すると、次のメトリックスが自動的に計算また更新されます。
- Daily Active Users (DAU)、Monthly Active Users (MAU)、New Users
- Sticky Factor(DAU を MAU で除算した数値)
- Session Count、Average Sessions per Daily Active User
- Average Revenue per Daily Active User (ARPDAU)、Average Revenue per Paying Daily Active User (ARPPDAU)
- Day 1 Retention、Day 3 Retention、Day 7 Retention、および Week 1 Retention、Week 2 Retention、Week 3 Retention
- カスタムイベント数
これらのメトリックスは、AWS マネジメントコンソールにある 6 つのレポートタブ(Overview、Active Users、Sessions、Retention、Revenue、Custom Events)で表示されます。
Q: HAQM Mobile Analytics のレポートタブを使用してユーザーの利用度合いをより適切に理解するには、どうしたらよいですか?
AWS マネジメントコンソールを使用すると、アプリケーションのグラフィカルレポートの表示や、CSV 形式でのデータのダウンロードができます。アプリケーションで使用できるレポートやメトリックスを次に示します。
概要: Daily Active Users (DAU)、Monthly Active Users (MAU)、New Users、Sticky Factor、Total Daily Sessions、1-Day Retention、Average Revenue Per Daily Active User (ARPDAU)、Paying Daily Active Users、Average Revenue Per Paid Daily Active User (ARPPDAU)。
アクティブユーザー数: Daily Active Users (DAU)、Monthly Active Users (MAU)、New Users、Sticky Factor。
セッション数: Total Sessions(特定の日にアプリケーションが使用された回数)、Average Number of Sessions Per Daily Active User (DAU)。
収益: Paying Daily Active Users、Average Revenue Per Daily Active User (ARPDAU) および Average Revenue Per Paid Daily Active User (ARPPDAU)、Paying Monthly Active Users、Average Revenue Per Monthly Active User (ARPMAU) および Average Revenue Per Paid Monthly Active User (ARPPMAU)。
保持率: 新規ユーザーの日次保持率(1 日目、3 日目、7 日目の各保持率を含む)と週次保持率(1 週間目、2 週間目、3 週間目の各保持率を含む)。
カスタムイベント数: 開発者が定義したアプリケーション固有のカスタムイベント数(ユーザーがボタンをタップした時、プレーヤーがあるレベルをクリアした時など)。
Q: HAQM Mobile Analytics のコストはどれくらいですか?
HAQM Mobile Analytics には、前払い料金、最低料金、登録手数料はありません。使用料金は従量課金制となっています。
HAQM Mobile Analytics では、1 か月につき 1 億回のイベントが無料になる無料利用枠を提供しています。無料利用枠を超えた分については、イベント 100 万回につき毎月 1.00 USD が請求されます。
イベントは、AWS Mobile SDK または REST API を介して、アプリケーションから HAQM Mobile Analytics に送信されます。イベントには、システムイベント(セッションの開始または終了など)、インアプリ購入イベント、カスタムイベント(ユーザーがゲーム内のあるレベルをクリアする、またはユーザーが特定の画面を表示するといった、アプリケーション内での特定のアクションなど)の 3 つのタイプがあります。AWS Mobile SDK を使用している場合、アプリケーションの各セッションにつき、SDK から 2 回のシステムイベントが自動的に送信されます(アプリケーションでのユーザーセッションの開始と終了を記録します)。各セッション中にアプリケーションから HAQM Mobile Analytics サービスに送信されるイベントの合計回数は、この 2 回のシステムイベントの他に、インアプリ収益の追跡イベント数、アプリケーションに統合されたカスタムイベント数、およびそれらのイベントがトリガーされた回数を含めて、決定されます。イベントタイプの詳細については、HAQM Mobile Analytics のドキュメントをご覧ください。
Q: レポートはどれほどの頻度で更新されますか?
HAQM Mobile Analytics はアプリケーションからのデータを受信してから 60 分以内に使用状況レポートを配信するよう設計されています。
Q: HAQM Mobile Analytics ではどのプラットフォームがサポートされていますか?
HAQM Mobile Analytics は AWS Mobile SDK に含まれており、iOS、Android、Fire OS、および Unity をサポートしています。さらに、HAQM Mobile Analytics REST API を使用して、アプリケーションの使用状況データをプログラムによって収集することもできます。HAQM Mobile Analytics SDK for Javascript を使用すると、JavaScript が有効なアプリケーションと統合できます。
Q: 開発者が収集したデータは誰が所有しますか?
開発者が収集したデータを HAQM が所有または収益化することはありませんし、第三者と共有することもありません。HAQM では、サービスを提供また改善したり、サービスのヘルス状態を監視したり、テクニカルサポートを提供するために、開発者が収集したデータを使用することがあります。AWS の他のサービスと同様、エンドユーザーに対する必要な通知やオプトアウトの提供および適用法令の遵守を含め、HAQM から提供されるツールの使用方法は、お客様の責任になります。
Q: HAQM Mobile Analytics を使用するには、アプリケーションに必ず AWS Mobile SDK を統合する必要がありますか?
いいえ。HAQM Mobile Analytics REST API を使用して、プログラムによってイベントを送信できます。
Q: HAQM Mobile Analytics のサービスを使用するには、必ず HAQM Cognito を使用する必要がありますか?
いいえ。AWS IAM アカウントを使用して HAQM Mobile Analytics を開始できます。しかし、セキュリティのベストプラクティスに従うことができるため、HAQM Cognito の使用をお勧めします。両方のメソッドに関する詳細なドキュメントはこちらをご覧ください。
Q: アプリケーションの iOS バージョンと Android バージョンの間で、データを結合または分割できますか?
はい、HAQM Mobile Analytics レポートには、iOS、Android、Fire OS のデータを分割するためのフィルタ機能があります。全てのプラットフォームを結合して表示することもできます。
Q: HAQM Mobile Analytics ではどの OS バージョンがサポートされていますか?
iOS SDK は、iOS 7.0 以降で実行されるアプリケーション、Android 2.3.3 以降で実行される Android アプリケーション、および Unity 4.0 以降を使用して構築されたアプリケーションをサポートしています。HAQM Mobile Analytics JavaScript SDK は、すべての最新ブラウザ、および AppGyver(Supersonic)、Appcelerator、Ionic、Famo.us、Intel XDK といった JavaScript ベースのアプリケーションフレームワークでサポートされています。HAQM Mobile Analytics SDK for Javascript には AWS SDK for Javascript が必要です。REST API は REST をサポートしている全てのプラットフォームで使用できます。
Q: HAQM Mobile Analytics レポートをダウンロードできますか?
はい、レポートは CSV 形式でダウンロードできます。
Q: レポートはどのタイムゾーンで表示されますか?
レポートは UTC 時間で表示されます。
Q: ユーザーのデバイスがオフラインである場合、データはキャッシュされますか?
はい、AWS Mobile SDK を使用している場合、データはユーザーのデバイスにキャッシュされ、次回ネットワーク接続が確立されたときにアップロードされます。
Q: イベントを送信する場合、ネットワークチャネルの使用は最適化されますか?
はい、イベントは一括処理され、毎分 1 回送信されます。イベントを送信する転送手段を、携帯電話および Wi-Fi または Wi-Fi のみのどちらかに指定できます。
Q: HAQM Mobile Analytics のサービスが利用できるのは、どの AWS リージョンですか?
現在、HAQM Mobile Analytics は AWS 米国東部(バージニア北部)リージョンで利用できます。
Q: 複数のデバイスを使用する同一のユーザーに対して、メトリックスはどのように計算されますか?
1 人のユーザーが iPhone と iPad など 2 台のデバイスで同じアプリケーションを使用する場合は、2 人のユーザーとしてカウントされます。
Q: "セッション" はどのように定義されますか?
セッションとは、ユーザーによるアプリケーションの 1 回の使用です。アプリケーションを起動する(または最前面に移動する)とセッションが開始し、アプリケーションを終了する(または背面に移動する)とセッションが終了します。テキストメッセージなどの短い中断に対応するために、5 秒間までの非アクティブ状態は新しいセッションとしてカウントされません。Total Daily Sessions は、アプリケーションの毎日のセッション数を示します。Average Sessions per Daily Active User は、毎日のユーザー当たりの平均セッション数を示します。
Q: アプリケーションを背面に移動すると、そのセッションは終了しますか?
はい、そのセッションは終了します。アプリケーションを最前面に移動すると、新しいセッションが開始します。
Q: Daily Retention と Weekly Retention はどのように定義されますか?
Daily Retention は、特定の日にアプリケーションを初めて使用したユーザーのうち、次の日(1-Day Retention)、3 日目(3-Day Retention)、7 日目(7-Day Retention)にアプリケーションを再度使用したユーザーの数を測定して、算出します。Weekly Retention は、特定の日にアプリケーションが初めて使用されたデバイスのうち、1~7 日目(1-Week Retention)、8~14 日目(2-Week Retention)、15~21 日目(3-Week Retention)にアプリケーションが再度使用されたデバイスの数を測定して、算出します。
保持率データが完全に表示されるまでには 3 週間かかります。ある日 X についての N 日間の保持率データは、X + N 日後でなければ表示できません。たとえば、10 月 10 日に表示できる保持率データのうち、1-Day Retention のデータは 10 月 9 日までのもので、3-Day Retention のデータは 10 月 7 日までのもの、などとなります。Weekly Retention については、表示されている情報が週の一部のみのデータである可能性があります。10 日目に 2-Week Retention を表示している場合、8 日目、9 日目、および 10 日目(の一部)のデータだけが集計されるため、2-Week Retention は不完全なデータとなります。データが不完全な場合は、保持率グラフのデータにマウスカーソルを合わせると、データが不完全であることを通知するツールヒントが表示されます。
Q: [Active Users] タブに表示される Sticky Factor はどのように計算されますか?
Sticky Factor は、DAU を MAU で除算して計算されます。これは、特定の日にアプリケーションを使用している月次ユーザーの割合を示します。たとえば、あるアプリケーションの DAU が 10 万人で MAU が 30 万人である場合、その Sticky Factor は 0.33 となります。Sticky Factor が高いと、そのアプリケーションの利用度合い、魅力、収益化が優れていると言えます。
Q: インアプリ商品の Daily Revenue と Monthly Revenue は、どのように計算されますか?
Average Revenue Per Daily Active User (ARPDAU) は、ある日のインアプリ総収益を Daily Active Users (DAU) で除算して計算されます。Average Revenue Per Paying Daily Active User (ARPPDAU) は、ある日のインアプリ総収益を Paying Daily Active Users (DAU) で除算して計算されます。
Average Revenue Per Monthly Active User (ARPMAU) は、ある月のインアプリ総収益を Monthly Active Users (MAU) で除算して計算されます。Average Revenue Per Paying Monthly Active User (ARPPMAU) は、ある月のインアプリ総収益を Paying Monthly Active Users (MAU) で除算して計算されます。
これらのメトリックスは情報提供の目的のみのために提供されるもので、実際の収益を反映していない場合があります。これらのメトリックスの計算にはインアプリ商品の総収益(HAQM Mobile Analytics に送信されたデータに基づく)のみが考慮されており、税金、返品、払い戻し、定期購買、アプリケーションの購入による収益などは考慮されていません。金額は全て US ドルに変換されます。
iOS、Android、Fire OS 向けの収益レポートの詳細なドキュメントをご覧いただけます。
Q: カスタムイベントとは何ですか?
カスタムイベントとは、開発者が全てを定義するイベントのことです。この機能は、アプリケーションやゲームに固有のユーザーアクションを追跡するのに役立ちます。カスタムイベントレポートではカスタムイベントの発生頻度が表示され、カスタムイベントの属性やそれに関連付けられた値に基づいてフィルタリングできます。
まず、カスタムイベントに "Item Bought" または "Button Pressed" といった名前を付けて、カスタムイベントを作成します。属性(質の測定のため)および/またはメトリックス(量の測定のため)を指定して、カスタムイベントにコンテキストを追加できます。たとえば、ビジネス目標がインアプリ商品の購入を追跡することである場合、カスタムイベントの名前を "Item Bought"、属性を "Item XYZ"、メトリックスを "Item Price" とすることができます。カスタムイベントレポートでは、それぞれの属性またはメトリックスによって検索やフィルタリングができます。たとえば、"Item XYZ" が購入された頻度を検索することも、商品価格が 1.99 USD であった頻度を検索することもできます。また、(セッション当たりの)メトリックス値の加重平均を確認することも、メトリックス値の最小値、最大値、または平均を追跡することもできます。
iOS、Android、Fire OS 向けのカスタムイベントの詳細なドキュメントをご覧いただけます。
ベストプラクティスとして、カスタムイベント名を全般的なものにして、属性を具体的なものにすることをお勧めします。前述の例では、カスタムイベント名として "Item XYZ" ではなく "Item Bought" を使用するなら、レポートに多くの異なるカスタムイベント名が表示されて、見にくくなったり、集計しにくくなったりするのを防ぐことができます。
Q: カスタムイベントを使用することの利点は何ですか?
カスタムイベントを使用するなら、アプリケーションに固有のユーザーアクションを把握するのに役立ちます。ゲーム開発者は、あるレベルがクリアされる頻度と、そのレベルの終了時点で各プレーヤーが残したヘルス状態を把握しなければならない場合があります。この場合、属性が "level_complete" および "add_level" という名前で、属性値が "health" という名前のカスタムイベントを作成できます。その後、あるレベルがクリアされるたびに、レベル名とプレーヤーのヘルス状態が入力された "level_complete" イベントを記録できます。カスタムイベントダッシュボードでデータを確認すると、レベル 3 はプレーヤーが常に最大のヘルス状態でクリアしているため簡単すぎる、といったことを発見する場合があります。その場合は、プレーヤーにより面白みを感じて参加してもらえるよう、そのレベルの難易度を調整して、保持率を向上させることができます。
Q: アプリケーションで使用できるカスタムイベント数に制限はありますか?
アプリごとに最大 1,500 の一意なカスタムイベントの種類、およびカスタムイベントあたり最大 40 の属性とメトリックスを持つことができます。カスタムイベントに影響するこのような制限の詳細については、ドキュメントをご覧ください。
Q: Mobile Analytics レポートからアプリケーションを削除するには、どうしたらよいですか?
その旨をメールでご連絡ください。AWS チームが削除します。
Q: なぜ Auto Export 機能を使用する必要がありますか?
HAQM Mobile Analytics の Auto Export 機能を使用すれば、アプリケーションから受信した生のイベントデータを、HAQM Simple Storage Service (S3) バケットと、HAQM Redshift クラスター(AWS CloudFormation スタックの一部として HAQM Mobile Analytics によって作成)に定期的にエクスポートできます。HAQM S3 内のイベントデータを、HAQM Elastic MapReduce (EMR)、その他の Extract/Transform/Load (ETL) ソフトウェア、またはユーザー独自のデータウェアハウスなどの、他のデータ分析ツールで使用することもできます。
イベントデータが HAQM Redshift クラスターに読み込まれると、SQL クエリを実行するか、いずれかの HAQM Redshift パートナーを使用することで、アプリケーションのデータを分析して掘り下げ、データを参照できます。たとえば、所有する複数のデバイスで、ユーザーがどのように異なる操作をするかを分析したり、異なるアプリケーションのバージョンでインアプリのプロモーションが提供された場合の有効性を追跡したり、異なる国や言語のユーザーを対象に保持率を分析できます。
Q: Auto Export 機能を使用すると追加料金が発生しますか?
HAQM Mobile Analytics サービスの価格は変わりません。HAQM Mobile Analytics には、アカウントあたり毎月 1 億イベントの無料利用枠が用意されており、この無料利用枠を超えた後も、料金は 100 万イベントあたりわずか 1 USD です。HAQM S3 に対する Auto Export 機能を有効にした場合、HAQM S3 バケットでイベントのストレージに関するコストが発生します。HAQM Redshift への Auto Export 機能を有効にした場合、HAQM Redshift クラスター(単一ノードの dw2.large クラスター)、データを HAQM S3 バケットから HAQM Redshift クラスターにロードする HAQM Elastic Compute Cloud (EC2)(t2.micro)インスタンス、そしてオプションとして HAQM CloudWatch リソース(HAQM Redshift 機能に対する Auto Export を設定する際に有効化されている場合)に対しても料金が発生します。HAQM Redshift と HAQM EC2 の無料利用枠についての情報はこちらをご覧ください。詳細な料金例については料金表ページをご覧ください。
Q: データのエクスポート先はどこですか?
Auto Export 機能では、アプリケーションのイベントデータを HAQM S3 バケットと、HAQM Redshift クラスターにエクスポートできます。データを S3 にエクスポートすることで、生のデータを個人のデータウェアハウスにロードして、HAQM EMR などの分析サービスで処理したり、後で使用できるようにアーカイブしたりできます。データを HAQM Redshift にエクスポートすることで、生のイベントデータを SQL クエリで分析できます。HAQM Redshift クラスターにエクスポートすると、データは同時に S3 バケットにも置かれるため、元の生のイベントを必要に応じて常に利用できます。
Q: アプリケーションのデータはどのように HAQM Redshift にエクスポートされますか?
HAQM Mobile Analytics は、HAQM Redshift クラスターと EC2 インスタンスから構成される AWS CloudFormation スタックを作成します。EC2 インスタンスは、1 時間ごとに HAQM Redshift クラスターに接続し、HAQM S3 バケットからイベントを読み込みます。
Q: HAQM Redshift に対して Auto Export 機能を設定した後は何をする必要がありますか?
HAQM Mobile Analytics は、AWS CloudFormation を使用して HAQM Redshift クラスターと HAQM EC2 インスタンスから構成される新しいスタックを設定します。CloudFormation の設定には 15 分ほど必要で、設定は 1 度のみ行われます。スタックが作成されると、EC2 インスタンスは、HAQM S3 バケットにあるイベントを HAQM Redshift クラスターへ読み込み始めます。HAQM Redshift クラスターには、SQL Workbench などの SQL クエリアナライザや、Tableau といったサードパーティ製の可視化ツールを使用してアクセスできます。HAQM Redshift を最大限に活用するのに役立つツール一覧については、こちらをご覧ください。
Q: 既存のHAQM S3 バケットや HAQM Redshift クラスターを使用できますか?
はい。生のデータをエクスポートする S3 バケットを指定できます。既存の HAQM Redshift クラスターにアプリのデータをエクスポートする場合は、次のドキュメントを参照してください: 既存の HAQM Redshift クラスターへのエクスポート
Q: データはどのくらいの頻度でエクスポートされますか?
Auto Export 機能を有効にすると、アプリケーションからの生のイベントは、HAQM Mobile Analytics サービスに送信されてから 60 分以内に HAQM S3 バケットにエクスポートされます。HAQM S3 バケットのデータは、1 時間ごとに HAQM Redshift へインポートされます。つまり、新しいイベントが HAQM Redshift クラスターにロードされるのに、最大で 2 時間かかります。
Q: データのエクスポート形式は何ですか?
HAQM S3 のアプリケーションイベントの JSON スキーマと、HAQM Redshift のアプリケーションイベントのテーブルスキーマについては、ドキュメントを参照してください。
Q: エクスポートされたデータに、カスタムイベントを追加できますか?
はい。カスタムイベントを含むすべてのイベントがエクスポートされます。Auto Export 設定ウィザードで、カスタムイベントの属性とメトリックスを指定できます。
Q: データのエクスポートを停止できますか?
はい。HAQM Mobile Analytics コンソールの App Management ページを使用して、各アプリケーションまたはすべてのアプリケーションについて、データのエクスポートを開始および停止できます。データエクスポートを停止しても、記録された新規イベントが HAQM S3 バケットまたは HAQM Redshift クラスターにエクスポートされなくなるだけです。過去にエクスポートされたデータの削除と、課金の停止を希望する場合は、AWS CloudFormation コンソールを使用して“MobileAnalyticsAutoExportToRedshift…” スタックを削除し、HAQM S3 コンソールから、これらのイベントを保管するために使用されている HAQM S3 バケットを削除します。
Q: HAQM S3 へのデータのエクスポートを今すぐ開始し、HAQM Redshift へのエクスポートを後で開始できますか?
はい。HAQM Redshift への Auto Export 機能を有効にすると、指定した HAQM S3 バケットに保管された、すべてのアプリケーションのイベントデータが HAQM Redshift にロードされます。
Q: HAQM S3 への Auto Export を既に使用しています。HAQM Redshift クラスターへのイベントのエクスポートをいつ開始できますか?
HAQM Redshift へのエクスポートはすぐに開始できます。HAQM Mobile Analytics コンソールの App Management ページにアクセスし、HAQM Redshift に対する Auto Export を有効にします。
Q: 毎日数十億件のイベントが送信される大規模アプリを使用しています。この機能は必要に応じてスケールするのでしょうか?
はい。HAQM Mobile Analytics は、イベントの収集、処理、エクスポートを大規模環境で実行するよう設計されています。HAQM Redshift は、ペタバイトのスケールを持つデータウェアハウスサービスです。HAQM Redshift コンソールにて、HAQM Redshift クラスターをより多くのノードで使用できるようにいつでも更新できます。
Q: HAQM S3 バケットと HAQM Redshift クラスターは、HAQM Mobile Analytics(US-East-1)と同じリージョンに存在する必要がありますか?
HAQM Mobile Analytics では、お客様の HAQM S3 バケットが US East-1 リージョンに存在している必要があります。デフォルトでは、HAQM Mobile Analytics は、同じく US East-1 に HAQM Redshift クラスターと EC2 インスタンスを作成します。異なるリージョンに HAQM Redshift クラスターを設定することを希望される場合は、こちらからお問い合わせください。US-East-1 の HAQM S3 バケットと HAQM Redshift クラスター間でデータ転送料金がかかります。
Q: HAQM Redshift にデータをエクスポートした後、分析はどのように始めたらいいですか?
HAQM Redshift クラスターには、SQL Workbench などの SQL クエリアナライザや、Tableau といったサードパーティ製の可視化ツールを使用してアクセスできます。HAQM Redshift を最大限に活用するのに役立つツール一覧については、こちらをクリックしてください。お客様が分析を開始できるよう、SQL クエリについてのドキュメントをご用意しています。
Q: HAQM Redshift クラスター用の接続文字列はどこで取得するのですか?
HAQM Redshift コンソールにアクセスし、接続情報を取得してください。HAQM Redshift クラスターへの接続に関する詳細については、HAQM Redshift のドキュメントを参照してください。
Q: HAQM Redshift に接続するために付与するアクセスのレベルはどうしたらいいですか?
HAQM Redshift のマスターユーザーは、HAQM Redshift クラスターに対する無制限の完全なアクセス権を持ち、追加の HAQM Redshift ユーザーを作成することもできます。「イベントリーダー」のユーザーは、アプリケーションのイベントデータに対する読み取り専用アクセス権を持ちます。これらのユーザーのパスワードは、HAQM Mobile Analytics コンソールで、HAQM Redshift 機能に対する Auto Export を設定する際に指定します。
Q: この機能では自分のアプリケーション用に、カスタムのダッシュボードを作成できますか?
はい。動的なカスタムダッシュボードを作成するには、Tableau などのサードパーティ製可視化ツールを利用できます。HAQM Redshift を最大限に活用するのに役立つツールが複数あります。
Q: 質問したい内容がよくある質問に掲載されていません。HAQM から回答を受けるためには、どうすればよいですか?
その他のサポートについては E メールでお問い合わせになるか、ブログやHAQM Mobile Analytics フォーラムをご覧ください。
Q: この製品に関する新しい機能のリクエストやフィードバックは、どのように行えばよいですか?
HAQM Mobile Analytics フォーラムでご連絡ください。
Q: 料金に関して質問があるのですが。