概要
この AWS ソリューションにより、HAQM Ads のお客様は、アップロードワークフローの構築とサポートに IT リソースを費やすことなく、HAQM Marketing Cloud (AMC) インスタンスにお客様のシグナルをシームレスにアップロードできます。HAQM Ads のお客様は、HAQM S3 または AWS Clean Rooms コラボレーションからデータをアップロードするオプションをご利用いただけます。これにより、シグナルは AMC API にアップロードされる前に、暗号化、転送、正規化されるため、HAQM Ads のお客様は、データを完全に管理しながら、AMC 内で引き続き HAQM Ads キャンペーンを最適化できます。
利点
このソリューションにより、簡単に AMC インスタンスにシグナルをシームレスにアップロードできます。API と新しいユーザーインターフェイスにより、データ変換プロセスを自動化し、AMC に取り込む前に必要な形式を定義できます。
広告主や代理店は、アップロードワークフローの構築とサポート専用の IT リソースを費やすことなく、数週間ではなく数時間で、シグナルを AWS から AMC に効率的にアップロードできます。
このソリューションは、お客様の AWS アカウントで起動され、お客様が AMC と共有したいデータを完全に管理できるようにします。
技術的な詳細情報
このアーキテクチャは、実装ガイドと関連する AWS CloudFormation テンプレートを使用して自動的にデプロイできます。
ステップ 1
ユーザーは、ファーストパーティーのデータを、指定された HAQM Simple Storage Service (HAQM S3) バケットにアップロードするか、AWS Clean Rooms から S3 バケットにデータをエクスポートします。オプションで、ユーザーは S3 バケットのデータを AWS Key Management Service (AWS KMS) キーに指定して、抽出、変換、ロード (ETL) パイプライン全体でソースデータとその派生データを復号および暗号化できます。
ステップ 2
ユーザーは HAQM Cognito を利用して指定されたウェブアプリケーションにログインして、HAQM S3 からフロントエンドアセット、HAQM API Gateway からバックエンドリソースをロードするために必要な認可トークンを取得します。
ステップ 3
ユーザーは、HAQM CloudFront ディストリビューションと API Gateway エンドポイントを通じて、提供されたウェブアプリケーションを操作します。CloudFront リソースは HAQM S3 からの静的ウェブサイトアセットを提供します。API ゲートウェイリソースは AWS Lambda リソースへの REST API インターフェイスを提供します。
ステップ 4
HAQM DynamoDB リソースには、HAQM Marketing Cloud (AMC) インスタンスのユーザー指定の接続の詳細などのシステム設定が格納されます。これらの設定はフロントエンドウェブフォームに入力され、API ハンドラー Lambda リソースによって保存されます。ユーザーが指定した OAuth 認証情報は、AWS Secrets Manager と、プログラムによって生成された OAuth 更新トークンに保存されます。
ステップ 5
Lambda リソースは、データセットの作成、読み取り、更新、削除を行うために 1 つ以上の AMC インスタンスとやり取りします。
ステップ 6
ユーザーが新規または既存のデータセットにデータをアップロードするリクエストを送信すると、Lambda リソースは AWS Glue ETL ジョブを開始して、ユーザー指定のファイルを正規化、ハッシュ、および再フォーマットします。
ステップ 7
AWS Glue ジョブは結果を S3 バケットに出力します。このイベントは、Lambda リソースからユーザー指定の各 AMC インスタンスへのリクエストを開始し、それらの結果のアップロードを開始します。
ステップ 8
AMC は、変換されたデータを HAQM S3 から広告主の AMC インスタンスに非同期的にアップロードします。
ステップ 1
ユーザーは、ファーストパーティーのデータを、指定された HAQM Simple Storage Service (HAQM S3) バケットにアップロードするか、AWS Clean Rooms から S3 バケットにデータをエクスポートします。オプションで、ユーザーは S3 バケットのデータを AWS Key Management Service (AWS KMS) キーに指定して、抽出、変換、ロード (ETL) パイプライン全体でソースデータとその派生データを復号および暗号化できます。
ステップ 2
ユーザーは HAQM Cognito を利用して指定されたウェブアプリケーションにログインして、HAQM S3 からフロントエンドアセット、HAQM API Gateway からバックエンドリソースをロードするために必要な認可トークンを取得します。
ステップ 3
ユーザーは、HAQM CloudFront ディストリビューションと API Gateway エンドポイントを通じて、提供されたウェブアプリケーションを操作します。CloudFront リソースは HAQM S3 からの静的ウェブサイトアセットを提供します。API ゲートウェイリソースは AWS Lambda リソースへの REST API インターフェイスを提供します。
ステップ 4
HAQM DynamoDB リソースには、HAQM Marketing Cloud (AMC) インスタンスのユーザー指定の接続の詳細などのシステム設定が格納されます。これらの設定はフロントエンドウェブフォームに入力され、API ハンドラー Lambda リソースによって保存されます。ユーザーが指定した OAuth 認証情報は、AWS Secrets Manager と、プログラムによって生成された OAuth 更新トークンに保存されます。
ステップ 5
Lambda リソースは、データセットの作成、読み取り、更新、削除を行うために 1 つ以上の AMC インスタンスとやり取りします。
ステップ 6
ユーザーが新規または既存のデータセットにデータをアップロードするリクエストを送信すると、Lambda リソースは AWS Glue ETL ジョブを開始して、ユーザー指定のファイルを正規化、ハッシュ、および再フォーマットします。
ステップ 7
AWS Glue ジョブは結果を S3 バケットに出力します。このイベントは、Lambda リソースからユーザー指定の各 AMC インスタンスへのリクエストを開始し、それらの結果のアップロードを開始します。
ステップ 8
AMC は、変換されたデータを HAQM S3 から広告主の AMC インスタンスに非同期的にアップロードします。
関連コンテンツ
HAQM Marketing Cloud (AMC) のアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) でデータを保存、クエリ、分析、可視化するソリューションをデプロイします。
このガイダンスは、サードパーティーのソースから HAQM Simple Storage Service (HAQM S3) にファーストパーティーのデータをインポートし、HAQM Marketing Cloud (AMC) にデータを直接アップロードしてクエリする方法を示しています。